コンクリート養生の重要性
コンクリート養生とは、コンクリートに十分な水分を与えてしっかり練ることで硬化力をもたせたり、コンクリートが固まるまでに衝撃や雨風などの外刺激から守ることです。養生には、普通養生・蒸気養生・オートクレープ養生があります。
普通養生:よく使われている方法です。コンクリートの表面乾燥を防ぐため、打込み後1週間程度は散水したり、濡れムシロ、カンバス、オガクズなどをかける方法です。
蒸気養生:コンクリートを練る段階で、蒸気による水分と温度でコンクリートの硬化力をあげるものです。
オートクレープ養生:これは、蒸気養生とセットで行われるものです。蒸気養生後に高温・高圧の蒸気により養生を行う方法で、かなりの強度が期待できます。